カラダに良いオイルとは?
オイル(油)は生命に必要不可欠な栄養素です。
脂質は、たんぱく質、炭水化物と並ぶ3大栄養素の一つです。人間のカラダの1割を構成しており、ホルモンや細胞膜、核膜を構成したり、皮下脂肪として臓器を保護したり、カラダを寒冷から守ったりする働きもあります。油は生命を維持し、身体活動を支える重要なエネルギー源なのです。ただし、オイルの摂り過ぎは肥満や動脈硬化の原因となり、生活習慣病の引き金となる可能性もあります。
「美と健康のオイル図鑑~カラダにやさしいオイルのすべて」は、バランスのいいオイル(油)油の選び方をお教えします!
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カラダに良いオイル(油)がもたらす効果
オイルには複数の脂肪酸が含まれています。豊富な栄養や美容などに良いだけでなく、ダイエットにも効果を発揮します。
カラダに良いオイルは何からできている?
オイル(油)の原料は、アボカド、亜麻仁油、アーモンド、アルガン、インカインチ、ナッツ類、ブドウの種子、ココナッツ、ひまわりの種子、えごまの種子、アブラヤシピーナッツ、麻の実、マカダミアナッツなど多くの自然の素材。特長もさまざまです。素材についてくわしく知ることで、カラダに良いオイル(油)を選ぶことができるようになります。
オイルの成分を比べてみよう
ω(オメガ)系、またはn系などと呼ばれますが、植物オイルの脂質を構成している脂肪酸には、様々な種類があります。
カラダの器官の働きを良くしたり、病気を予防できる栄養を含み、めぐりを良くしてくれる脂質の性質は、その組成によって異なります。
アボカドオイル | オレイン酸 | リノール酸 | ||
---|---|---|---|---|
亜麻仁油 | オレイン酸 | リノール酸 | α-リノレン酸 | |
アーモンドオイル | オレイン酸 | リノール酸 | バルチミン酸 | |
アルガンオイル | オレイン酸 | リノール酸 | バルチミン酸 | |
インカインチオイル | オレイン酸 | リノール酸 | α-リノレン酸 | |
ウォールナッツオイル | オレイン酸 | リノール酸 | α-リノレン酸 | |
グレープシードオイル | オレイン酸 | リノール酸 | バルチミン酸 | |
ココナッツオイル | ラウリン酸 | バルチミン酸 | ||
サンフラワーオイル | オレイン酸 | リノール酸 | バルチミン酸 | |
しその実油 | オレイン酸 | リノール酸 | α-リノレン酸 | ピーナッツオイル | オレイン酸 | リノール酸 | バルチミン酸 | マカデミアナッツオイル | オレイン酸 | α-リノレン酸 | バルチミン酸 | ヘンプシードオイル | オレイン酸 | リノール酸 | α-リノレン酸 | y-リノレン酸 | マカデミアナッツオイル | オレイン酸 | α-リノレン酸 | バルチミン酸 | オリーブオイル | オレイン酸 | バルチミン酸 | リノール酸 | チアシードオイル | α-リノレン酸 | リノール酸 | オレイン酸 |