オイル百科

マカデミアナッツオイル

食べても肌に塗ってもOKの良バランス

マカダミアナッツオイルとは、ヤマモガシ科マカダミア属の種子から抽出したオイル。マカダミアナッツは実の約75%が油脂で、原産地はほとんどがオーストラリアかハワイです。マカダミアオイルとも呼ばれます。
マカダミアナッツオイルの成分は一価不飽和脂肪酸が80%以上を占め、パルミトレイン酸とオレイン酸が豊富なことが特長です。その上、脂質やタンパク質、炭水化物、ミネラル、ビタミンがバランス良く含まれており、食べてもお肌に直接塗っても効果が期待できます。

マカデミアナッツオイルがカラダに良い理由

マカデミアナッツオイルに含まれるパルミトレイン酸は血管の栄養となり、血管を太く強くしてくれますので、脳卒中や心臓病の予防にも効果的です。
また、オレイン酸は、胃腸の調子を整え、胃酸過多や胃潰瘍を防ぐ効果があります。オレイン酸は小腸で吸収されにくいという特長もあります。このため大腸まで届き、腸の働きを良くして、便秘の予防にもなります。
さらに、マカダミアナッツオイルの脂肪酸は悪玉コレステロールを減少させ、高血圧や動脈硬化の予防する働きがあると言われています。

マカデミアナッツオイルを使った調理のポイント

マカデミアナッツオイルは沸点は175℃と高く、熱にも強いので、高温の揚げ物などに使っても焦げにくく、非常に使いやすいオイルです。
ナッツ特有の香りがほのかにあり、油なのにサラリとして軽く、ギトギトしないあっさりとした味わいが特長なので、テーブルオイルとして食卓テーブルに置き、料理や食材に手軽にひとふりするのもお勧めです。

マカデミアナッツオイルの美容効果

パルミトレイン酸には、皮膚のシワやたるみなどの老化を防ぐ働きがあります。このパルミトレイン酸はもともと私たちの皮脂にも含まれているのですが、悲しいことに、年齢とともに減少していってしまいます。マカダミアナッツオイルはそれを補ってくれるのです。
もともと皮脂に含まれているバルミトレイン酸を含むため、人間の肌に近いオイルと言われており、肌への浸透力が高く、あまりベタつかないので、乾燥が気になる季節は全身に使えます。

マカデミアナッツオイルの成分

オレイン酸 60%
パルミトレイン酸 19%
リノレン酸 3%
18%
マカデミアナッツの成分

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