オイル百科

亜麻仁油

古代ギリシャから伝わる「健康の素」

7000年前から栽培されてきた植物「亜麻」の種子から採取される亜麻仁油。古代ギリシャ時代から健康に良いとされてきました。日本では江戸時代に北海道で栽培が始まった亜麻は、茎の部分はリネン繊維として衣類などの生地に利用されるなど、私たちの生活と大きなかかわりを持ってきた植物です。
アレルギー症状を緩和するα-リノレン酸、抗酸化作用が高いポリフェノールの1種リグナンも豊富で、肌荒れを緩和する美肌効果、食物繊維が多く含まれることから便秘改善効果、コレステロール値減少などの効用があると言われます。α-リノレン酸は体内で脳の働きを向上させるDHAとEPAに変化し、認知症の予防効果なども期待されています。
酸化しやすく、空気や光に当たると酸化が進むので、光の当たらない冷暗所で保管し、開封後は1か月をめどに食べきるのがお勧めです。加熱にも弱く、40度を超えると栄養素も壊れてしまいますので、炒めものや揚げものなど火を通す調理は避け、ドレッシングなど生で食べるのがおすすめです。

亜麻仁油の成分

リレノン酸 58.5%
オレイン酸 17.0%
リノール酸 16.0%
8.5%

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古代ギリシャから伝わる
「健康の素」