オイルで健康になる

老後を健康に過ごすために!動脈硬化や脳梗塞の予防につながる油とは?

老後を健康に過ごすために!動脈硬化や脳梗塞の予防につながる油とは?

子どもが独立し、徐々に「老後」が近付いてくると、気になるのが「自分自身の健康」についてです。老後の生活を意欲的に楽しむためにも、健康維持は重要なポイントです。本格的に「老後」がスタートする前から、健康意識を高めておくことが、重い病気を予防することにつながります。

加齢と共にリスクが高まる病気には、動脈硬化や脳梗塞が挙げられます。「怖い病気」というイメージも強いですが、「日常的に摂取する油」を工夫して選ぶことで、手軽に予防ケアが可能であるということをご存知ですか?

動脈硬化や脳梗塞予防に効果的な油の種類と共に、オススメの摂取方法を紹介します。

■動脈硬化は放っておくと危険な症状!

若い時期の動脈は、特に何も意識しなくても、しなやかで柔らかい状態を保っています。体の各所に必要な栄養や酸素を送り届ける役割を担っているのが「血液」ですが、動脈はこの「血液」にとって重要な通り道となっています。

動脈からしなやかさが失われ、硬くなってくると、さまざまなリスクが上昇してしまいます。硬くなった血管では、心臓から送り出された血液をうまく循環させることができなくなり、心臓の負担を増やすことにつながってしまいます。

また動脈が固くなることで、血管の内側にゴミのようなものが蓄積しやすくなります。このゴミが原因となり、血管が詰まったり血栓ができたりすれば、人間にとって重大な影響をもたらすでしょう。

脳の血管で起きれば「脳梗塞」に、そして心臓の血管で起きれば「心筋梗塞」ということに。恐ろしいのは、「血液の流れや動脈の状況」について、外から自分で把握するのは難しいという点です。知らない内にリスクは高まり、そして突然、恐ろしい病気に襲われる日がやってきてしまうのです。

こうしたリスクを避けるためにも、「動脈硬化を避け、血液の流れを良くする」ことを、日常生活の中で意識してみてください。50代以降は、自分自身の生活を見直す、良い時期だと言えるでしょう。

■動脈硬化に良い油は「エゴマ油」

動脈硬化や悪玉コレステロールの原因として、挙げられやすいのが「油」です。「健康のために、できるだけ油は避けてヘルシーな生活を心掛けている!」なんて方も多いのかもしれませんね。

しかし「油」にも、さまざまな種類があります。安易に「悪者」と決めつけるのではなく、それぞれの特徴に目を向けた上で、正しく選択することができれば、「動脈硬化を予防する」ことも可能なのです。

50代からの健康づくりに役立ってくれる油の一種に、「エゴマ油」が挙げられます。

エゴマ油はオメガ3脂肪酸の一種であるα-リノレン酸を多く含んだ、質の良い油です。このα-リノレン酸は、体内に摂取されたあとに、EPAやDHAに変換されるという特徴を持っています。

「動脈硬化には、魚を摂取すると良い」と言われるのは、このEPAやDHAに、動脈硬化を予防する効果が期待できるからです。α-リノレン酸を豊富に含むエゴマ油を積極的に摂取すれば、やはり動脈硬化の予防につながります。

■エゴマ油を摂取する際に、覚えておく注意点2つ

50代以降の体に、嬉しい作用が期待できるエゴマ油ですが、正しい摂取方法を守らなければ、逆効果になってしまう可能性もあります。体への負担を最小限にとどめ、メリットを大きくできる摂取方法を学びましょう。

特に注意するべき点は、以下の2つです。「エゴマ油で健康づくりをスタートさせたい!」と思ったときには、ぜひチェックしておいてください。

摂取目安量を守ること

エゴマ油は、体に良い油として知られています。しかしどんな食材も、「過度に摂取する」ことになれば、体にとって悪い影響を及ぼしてしまう可能性があります。

エゴマ油にとっても、それは同じこと。一日当たりの推奨摂取量を守ることが大切です。

エゴマ油の推奨摂取量は、年代によっても変わってきます。50代~60代の場合、n-3 系脂肪酸の事摂取基準は、男性で2.4グラム、女性で2.0グラムです。これをエゴマ油に換算すると、「小さじ1杯程度」が摂取目安量となります。

この量を超えて大量に摂取し過ぎないよう、注意しましょう。

加熱をしない状態で摂取すること

エゴマ油には、「酸化しやすい」という特徴があります。せっかくの体に良い成分も、酸化するとその性質が変化してしまいます。動脈硬化の予防効果も、期待できなくなってしまうでしょう。

このためエゴマ油は、「加熱しない、生の状態で使用する」ということがコツとなります。「油を加熱せずに使用するのが難しい!」と感じるときには、トッピング方式で採用するのがオススメです。

エゴマ油は、風味や香りが気になりにくい油としても知られています。味噌汁や納豆に混ぜて食べても、本来の風味を邪魔することはありません。手軽に摂取できる方法として、ぜひ実践してみてください。

■まとめ

50代に入ると、「これから先の健康」は、無視できない重要な課題となってきます。自分自身の健康に気遣うことも大切ですが、パートナーの健康を守ることも重要なポイント。夫婦二人で、健康的に年齢を重ねていくことが、老後の時間をもっと楽しむことにもつながるでしょう。

特に「血管」に関する異常を指摘された経験があったり、身近なところに「脳梗塞」や「心筋梗塞」を経験した人がいたりする場合には、注意する必要があります。「油を変える」というところから、健康的な食生活を実践してみてはいかがでしょうか。

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